加藤のカナダ紀行

カナダのガーデニング事情について

カナダのお庭まわりカナダの玄関まわりカナダのガーデニング

ガーデニングは近年日本でもブームです。
日々の生活で新たに出会う人に趣味をきいてみると「ガーデニングです」という言葉が返ってくる機会が増えました。


玄関まわりとお庭まわりでは演出の主旨や趣も違いますが、カナダの皆さんはさらりと上手に個性を出しています。
自分が好きなお花や植物をアレンジするのが基本ですが、自宅の演出に加えて周囲の環境との調和をうまくつくります。


マネをするのではなく、でもよそのお宅がどんなスタイルで演出しているかも注意深くみているようです。
時にはご近所さんと相談しながら住環境の調和に気を配ってスタイルを考えます。

本格的に、「こだわりのお庭」をつくるには植物の品種による特性も学ばねばなりませんが、まずは気軽に寄せ植えをひとつ玄関先に置くことで、おうちが明るく楽しい雰囲気になりますし、道行く人々やお宅への来訪者の心を和やかに癒してくれまますね。

カナダの住宅のインテリアを見せてもらいました。

バンクーバーの住宅地をぶらついてみました。
といっても徒歩では限度があります。

バンクーバーインテリアバンクーバーリビング

車でゆっくりと住宅地を走り、特に魅力的なエリアは車を駐めて「住人の気分」で散歩します。
それぞれの家は個性的な外観ですが、更に室内は一軒一軒住まい手の個性を反映した素敵なインテリアが見られます。
お庭や外観を褒めながら立ち話を2〜3分すると、「中も見る?」といって暮らしぶりを見せてくれる人もいます。

バンクーバーインテリアプランニング

リビングには壁面いっぱいにブックシェルフ、家事室脇の柱には子供達の背丈のしるしをつけた成長記録、半地下室(ベースメント)にはご主人の趣味のスペースなど、住宅のインテリアをデザイン・プランニングをする私にとっては、ワクワクするものばかりです。

こんな素敵な住まいをこころよく見せていただき本当に感謝です。
美しい街に住んでいると、人々の心にもゆとりが生まれるのですね。

6年ぶりにカナダに行ってきました!

6年ぶりに今年の夏にカナダに行ってきました。

その昔25年前に2年間暮らした西海岸のバンクーバーを起点に隣州の都市カルガリーまで足をのばしました。
友人・知人たちとの久々の再会に感激の日々でした。
訪問先の各家庭は皆それぞれに家族単位での生活を大切にしていて、素敵な暮らしぶりを垣間見ることができました。

カナダインテリアカナダ旅行バンクーバーインテリア

特に感じたのは「アウトドア」でのくつろぎ方です。
空気の良い緑が豊富なカナダではお庭もリビングです。
最近は日本でもそのスタイルはかなり浸透してきましたが、どの家庭でも訪問時にいきなりガーデンファーニチャーのところに案内されます。
冬はバンクーバーは雨ばかり、カルガリーは雪の国。
気持ちの良い夏の空気と楽しい時間を味わうために自然と身についた習慣のようです。

会話も何となく草花や樹木そして庭に訪れる野鳥についての話題が多かったなぁと感じました。
敷地のお庭をうまく活用することで、ライフスタイルにゆとりが出ますし、家族や友人とのコミュニケーションが一層深まることは間違いないと思います。